あなたのビジネスにおいて、将来、どのようなペルソナの分散が予測され、その解決のために、どのような対策を立案し、ミッションをどのように分かり易く伝えてしていくべきか?

あなたのビジネスにおいて、将来、どのようなペルソナの分散が予測され、 その解決のために、どのような対策を立案し、 ミッションをどのように分かり易く伝えてしていくべきか?※第14回定例講義(中上級編)

2012年12月28日(金)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

昨年夏の8月の定例講義(中上級編)では、ミッションや経営理念が必要になるタイミング(起業の初期段階ではミッション・経営理念は不要なことについても)、そして、それらの作成プロセスについて解説しました。

その際に例としてご提示した弊社のミッション等をご紹介しましたが、1週間ほどで試作した段階のものであり、文章でずらずらと書き連ねたものにすぎず、正直分かりにくいものだったかもしれませんね。

実際、社内で共有しても、どのスタッフからも、分かったような分からないような、理解できたような理解できないような、という感想が聞こえてたほどでした。

まあ、試作段階から完璧なものを作ることなどそもそもが難しいことですし、きっと多くの方がお作りになられたとしても、余程の天才は除き、それを同じ結果を経験されるのではないかと想像しています。

しかし、その状態を続けてしまうと、スタッフはもちろんのこと、顧客にとっても何をしている会社なのか、何を目指している会社なのかが伝わらず機会損失につながってしまいます。
お恥ずかしながら、この1年の弊社がまさにそうだったとも言えます。(汗)

シェア・ブレインとは何なのか、なんの意味があるのかが分かりにくいし、そこに在宅秘書サービスやシェア秘書サービスもあり、特に初めて取引をしようと検討されている起業家の方にとっては、起業の初期段階の方を支援している会社なのか、それとも、マネジメントの支援が中心なのか、とても分かりにくいと思います。

そのように、いろんなタイプの顧客の支援を同時に行うと、メルマガや月刊誌等で情報をお届けしたとしても、自分にとって関係がないコンテンツが半分以上も存在してしまうことにもなりかねませんし、実際、そう思われている方も多いかもしれません。

そもそもが、なぜ、そのようなことになってしまうのかというと、単なる怠慢だとしたら頑張れば良いのだけなので簡単なんですけれど、一人一人の顧客を大切にし、長きに渡り全力でご支援したいと思うからこそ、上記のようなことが生じるので、難しいところです。

それは一体どういうことなのかについては、過去少しだけ触れたことがありますが、一人一人の顧客を大切にし、長きに渡り全力でご支援すると、それらの顧客一人一人が確実に成功し成長するということと関係があります。

残念ながらそのように成功し成長したとしても、起業活動とは難しいもので、さらに大きな壁にぶつかります。

そうすると、弊社としては、うちの会社の役目は終わったから卒業ね、あとは自分でなんとかしてね、とは言いにくかったりします。
(そもそもが、中山のストレングス・ファインダーで言うところの「才能」で最も強いものが「親密性」であり、一人一人の方とのご縁を長きに渡り大切にしたいという思いが通常の人以上に強いと考え、この「才能」を活かす義務があると解釈しています。)

そうすると、それまでの自社の限界を超えて努力をして、もっとお力になるためには、どんな研究開発を進め、どんな仕組みを作り、人材を育成していくかということを考えていくことになります。

このような話を口コミで聞かれた起業準備中の方の中には、自分もそのような支援を受けることで、不可能なことを可能にして前進していきたいと思う方もいらっしゃいます。

そして、そのような起業準備中の方が、弊社の場にお越しになれれることになります。

ところが、その場には、上記のように、最初の成功を大きく超えられた方がゴロゴロといます。

売上1,000億という規模の方はまだいませんが、ゼロからご自身で始められたビジネスが100億というところまでいかれた方も数名いらっしゃるほどです。

こんな風に、前に進めば進むほど、ペルソナ(究極の理想の顧客像)は、どんどん分散していくことになるのです。

結果として、アントレプレナー・コーチングの「コラボレーション会員制度」では、もうどうにもならなくなってしまいました。

起業家のステージを複数に分けて、会員制度も複数に分けることも考えましたが、そのようなことを続けていったら、将来的には、分裂に分裂を切り返すことにつながることも予測されました。

そのような中で、考えたのが、どのような起業のステージの方にとっても活用できるようになる「場」でもある、「シェア・ブレイン・ビジネス・スクール」だったのです。

まだ全然ご理解頂けていないと思うのですけれど、当スクールでは、
次の図のように、どのステージの方にとっても、継続的にお力になれることを考えた上で、組み立てたものでした。

SBBS対象別ベネフィット

残念ながら、まだ、この図で目指そうと思っていることの20%程度しか実現ができていませんし、弊社のメルマガ読者さんに、あなたのことを宣伝できる権利をご提供していても、それをお使いになられる方が少ないのが実状です…。

今年以降は、さらにこのサービスを分かり易くお伝えし、より成果をあげていかれる方がもっともっと増えますよう、ますますの努力を重ねていきたいと考えています!

ただ、話をもとに戻しますと、仮に、このように起業支援のあり方をリニューアルしたとしても、これに加えて、在宅秘書サービスやシェア秘書サービスといったこともあると、初めて取引される方にとっては、やはり分かりにくく、分かりにくいと検討する時間が長くなり、契約を結ぶまでに時間を要してしまうことになります。

そこで、このようなときこそ、やっぱり必要になってくるのが、最初に触れた、「ミッション」の明確化ではないかと考えられます。

特に、たくさんのスタッフがいる弊社では、顧客以上にスタッフが混乱し、自分の役割が何であるのかが分かりにくい状況が続いたのがこの1年でした。

これでは会社がまとまらなく、まとまらなければ、活動は停滞します。

停滞感を感じれば、がんばっても意味がないから、会社のためにがんばろうとは思わなくなってしまいます。

これは、在宅秘書の方を1名・2名採用している方であっても、影響は少し小さくなりますが、やはり似たようなことは起こってきます。

社長というのは、基本、本人の自覚はまったくないものですが、日によって考え方や優先順位がコロコロと変わる人種です。(笑)

そのようなことを、スタッフはよ~く見ているので、なんで、日によってものごとの優先順位の付け方が変わるんだと不安になり、働く意欲の低下にもつながっていく可能性もあります。

このようなことが懸念されるようになったときこそが、まさに、ミッションや経営理念を明確するタイミングと言えますね。

弊社ではそのような課題意識から、この8月にそのための解決に取り組み始めましたが、まだまだ、それらを簡潔に伝えることができていませんでした。

それをようやくのところ、少しずつ視覚的に整理し直し、まずはミッションについては、スタッフの意見やアイデアも反映させた上で、次のページの図のように表現し直してみました。

スタッフからは分かり易くなったという声も聞かれるようになりました。

これを、私のコーチ以外の社外の方々にお見せするのは今回が初めてなので、まだ不十分な段階でとても恥ずかしいところもありますが、
弊社として何を目指しているのか、以前に比べて、伝わるようになりましたでしょうか?!

ファイルは2ページ目もありますので、ご興味がおありの方は、次のリンク先をクリックの上、スクロールしてご覧になってみてくださいね。

http://www.sbbs.or.jp/mission.pdf

 

これを見ても、「さっぱり分からん!意味不明!!」と言われると、今回の定例講義(中上級編)の役割は無くなってしまうのですが(笑)、それはそれとして、以上をふまえた上で、講義では、

「あなたのビジネスにおいて、将来、どのようなペルソナの分散が予測され、
その解決のためにどのような対策を立て、
また、それを分かり易く伝えていくためにミッションをどのようにしていくか?」

について検討するきかっけになれたらと考えています!

音声ファイルの入手方法については下記をご覧くださいね。

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