「日本一ではなく世界一」を目指すためのケーススタディ

2013年12月08日(日)【定例シェア大会】  【記事投稿者一覧→】

代表の中山です。本誌、創刊以降、毎月の定例シェア大会にお越しくださり発表くあさっている岩田先生のビジネスモデルが、今回は、大いなるイノベーションへと繋がることになりました。

阿部公房というコアなファンの多いマーケットにおいて、日本だけではなく、海外のファンまで惹き付け、そのファンを繋げるためのプラットフォームをどうやって創るかというところにまで発展してきています。

知的所有権の関係を抜きにすれば、「日本阿部公房協会」や「国際阿部公房協会」といったものを名乗れる立場にまでなられてこられています。

私個人の実感としては、電子書籍の出版というビジネスモデル以上に、そちらの活動に専念することで、岩田先生の起業家としての大きな飛躍があるのではないかと感じた瞬間でした。

その証拠の1つとして、岩田先生からは次のような報告を頂きました。

アマゾンで、わたしの安部公房論が、安部公房本人の作品を抜いて一番になっていた。これは凄いぞ。無料キャンペーンの威力、恐るべし。

これでひとつ学びました。知見をシェアを致します。

著者本人よりも、その解説者の方が、Amazonで上位に表示されることが起こることもあるわけで、まさに着実に岩田先生のブランドが浸透していっている証拠なのでしょう。

興味深いのは、岩田先生がいきなりこの分野で起業しようと考えてこられたわけではなく、「定例シェア大会」を通じて、毎月のようにシェアを続ける過程で、このマーケットとの出会いがあったということです。

最初、岩田先生は、facebookの使い方というよりも、facebookの思想や哲学に関心を持たれ、それについて1年に渡り、本誌で連載を続けられました。

その中では、人数がものすごく少なくても良いので、コアなマーケットに向けて、情報発信をしてくことが重要であり、そうすると、ソーシャルメディアの力を借りて、コアな人同士が結びつくのだと解説されました。

その後、電子書籍、Kindleという新しい文化が日本に広まり、岩田先生の方では、コアな方向けのメッセージを、ソーシャルメディアだけではなく、電子書籍という形でも発信を開始されました。

その中の1つの阿部公房についての書物が、まさに、阿部公房ファンを世界的にまで結びつけ、今、もっとも大きなプラットフォームになろうとしているわけです。

こうして、一瞬で書くと、なるほどな、そういうもんか、で終わってしまうかもしれません。が、実際は、ここまで来るのに2年かかっているわけですね。

そして、2年かけてじっくりと熟成された内容はとても濃く、今から後発で真似しようと考えても簡単ではないほどの「参入障壁」としてそびえ立っています。

次のステップとしては、これをどのような収益モデルとして確立させていくのかというところにあります。

私の直感では、そう難しいことではなく、このままの調子で活動していくと、自然の流れとして、具体化していくはずだと考えています。

もちろん、多くの方の知恵が必要ですので、ぜひ、アイデアがある方は、岩田先生にどんどんシェア頂けたら嬉しいです!

定例シェア大会の音声、テキストは下記よりご入手くださいね。

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