聴き手にしっかり伝わり、参加意識も高まる、手書き紙芝居プレゼンテーション法とは?!

※第88回定例講義

2019年02月09日(土)【定例講義】  【記事投稿者一覧→】

 
今回の定例講義では、「聴き手にしっかり伝わり、参加意識も高まる、手書き紙芝居プレゼンテーション法とは?!」をテーマに解説を行いました。

この解説をしようと考えるに至った背景は以下のようなものです。

うちの息子も4月から小学4年生となり、中学受験をするかどうかを判断する時期となり、この1月はかなりの検討を繰り返していました。

私自身は、中学受験を経験せず、小学校時代はかなりのびのびとし楽しい時期を過ごしたので、息子にもそういう自由な時間を提供してあげたいな、という思いはこれまでずっと強く持っていました。

一方で、公立でありながらも、息子が通う小学校では、中学受験をしない方が珍しい状況でもあるため、クラスのほとんどが塾通いを始めています。

ということで、息子の方から、塾に行きたいという声があがり、私としては受け身の気持ちで、息子がどうしても行きたいというのであれば、その中でも、もっとも成長につながる環境を提供するための努力をしようと考え、試行錯誤を始めた次第です。

どの塾に訪れても、さすが名門ということもあり、先生も授業も素晴らしいものばかりであったのは間違いありません。

ただ、息子に聞いてみると、毎週のように継続的に行きたいかというと、うんとうなずく様子はあまり感じられませんでした。

そんな中、ある塾の体験授業から帰宅した後、「どう、また行きたい?!」と聞いたところ、「行きたい!!」と楽しそうに言うのです。

正直なところ、あまりに想定外の答えで、心の中で「えっ!!!」と思ったほどです。

その塾に関しては、予定があわず、私は見学に行けず、一体なぜなのかの理由が全く分かりません。

そんな中、その塾の入塾試験を受ける際、息子が受験している間に、息子と同じ試験を、保護者の方にも同時に受けられるような企画があるということで、私も妻と参加することにしました。

で、実際に、私も試験問題を受けたのですが、まず、その試験問題を見てびっくりです。

まず、4コマ漫画のようなものが描いてあります。何の絵かは分かるのですが、ストーリーは全く分かりません。

そして、設問は、この絵をもとに、ストーリーを作成くださいというものでした。

制限時間5分が与えられ、必至になって考えます。
私も本気で考えました!

アラームが鳴って制限時間終了。

で、回答が示されるのかと思いきや、3〜4人でグループを組んでくださいと言われ、そのグループ内で、お互いどんなストーリーを考えたかをシェアする時間が設けられました。

心の中では、「おぉ〜!アクティブ・ラーニングをとりいれている塾があるのだな!」と心躍る気持ちでしたね!

では、そのシェアの時間が終了したら何が行われたかというと、各グループ内で、どんなシェアが行われたかをグループごとに発表するという時間が!!

お分かりの通り、これは、私達SBBSやBMDの場の中では、日常的に行われていることなので、皆さんにとってはあまりにも当たり前の進め方そのものであるわけですが、驚くほど、子供教育の現場では、使われることが少ないものだと思っていたので、私としては、驚きを隠せませんでした!!

そのような中で、さらに驚いたのはその次のことでした。

講師より、このようなアクティブ・ラーニング的な学習の手法の解説が始まったのですが、それについて、通常のように言葉で解説するのでもなく、黒板(ホワイトボード)に書きながら説明するわけでもありません。

ましてや、パワポ、キーノートによるプレゼンでもありません。

なんと、A4サイズの用紙にカラフルに手書きでキーワードを書かれた用紙を、次々とホワイトボードに張り出しながら、解説を始められたのです。

一言話すごとに、それに関してのキーワードが書かれた用紙を、マグネットをつかって張り出す。

そのような用紙が15枚ほどはりだされたところで、1つのテーマの解説が終わります。

通常の授業であれば、解説をしながら板書するものかもしれません。

しかし、実際は、板書のスピードが遅いと、聴き手はまどろっこしく思え、飽きてしまって、何か別のことをしようとするなど、集中力を失わせてしまう可能性があります。

では、パワポだとどうかというと、全体的に単調に、たんたんと進み、感情が動かず、記憶に残らないということも多かったりもします。

それが、全く同じ内容であっても、今回の、A4サイズの用紙に、手書きで書いたメモ的なものを、次々とホワイトボードに張り出される様子を見たときには、一瞬一瞬の話に完全に集中することができ、また、感情が刺激され、講師の情熱も含めて、たくさんのものをが自分の中に入ってくることを実感しました!

息子がその塾に、どうしても入りたいというので、私も、このような素晴らしい塾であればと考え、妻とも検討の結果、入ろうと決断したのは言うまでもありません!!

では、それは具体的には、どのような解説の仕方なのか?!
実際に「ビジネスモデル発想基礎講座(2級基礎講座)」を題材にして、に今回の定例講義の中で、解説をさせていただきました。

その音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。

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