人生計画のつくり方

※第59回定例講義(中上級編)

2016年10月03日(月)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

起業活動においては、自分が思い描いてもの以上のものが実現することはないものです。

「思考は現実化する」かと言われれば、現実化することもあれば、しないこともあります。

ただ、自分の未来をどうしていきたいのかを思い描かない限りは、それ以上のことが実現することもないことも、検証済みです。

5年前、10年前と比べて、あなたの今現在の状況は良くなっているでしょうか?平行線でしょうか?微妙に悪化していたりしますでしょうか?

もし、良くなっていない、平行線か悪化という場合には、あなたが過去に実施して、上手くいってきたやり方に固執している可能性があります。

時間はどんどん過ぎ去り、新しい時代が生まれていきているのに、過去に生き続けている可能性があります。

そのような表現を目にしてしまうと、ドキリとしてしまう人も多いかもしれません。

が、大半の方は、起業家を含めて、そのような生き方をしているものだと考えられます。

なぜならば、過去に自分がやって成功したやり方だけに固執した方が楽だからです。

楽だから、過去ずっとやってきたやり方を続けようとしてしまうのです…。

そして、その結果が、平行線であり、ただ、現実的には平行線ではなく、右肩下がりにつながっていくことになります。

そこから、抜け出すために必要なこととは、一体何なのでしょうか?!

それは、実現したい未来を描くことです。

ただ、誤解を招かないようにお伝えしますと、未来を描き、目標を明確にし、計画を具体的に立てたりしますと、今度は、そのような未来や目標に固執するという現象が起こります。

目標達成のために、過去積み上げてきた全てのものを壊してしまうこともあれば、もっと良い未来があるはずなのに、それに目が向けられなくなることが良く起こります。

それでも、大切なことは、未来を描くことのマイナス要因を理解しながらも、どこに向かっていくのかを明確にすることです。

そして、それを考える上で、有効なのは、「人生計画」をしっかりとつくることです。

「事業計画」の場合、あまりにも不確定なことが多すぎるために、未来を予測することは簡単ではありません。

しかし、「人生計画」の場合には、予測できることの方が多いものです。

例えば、悲しいことですが、両親が生きているのは何年ほどなのか、今後、あと何回ほど生涯に渡って会うことが可能なのか、ということは想像をつけることが可能です。

子供が何歳から、どれだけの教育費がかかるのか、親元を離れて自立していくのは、いつなのかといったことも予測可能です。

定年退職した後に、年金が出ないとしたら、何円の貯蓄がそれまでに必要なのかということも、明快な形で予測できます。

ということで、起業家として「事業計画」を立てる以前に、自分の「人生計画」をしっかりと立てていくということが、何よりもの、起業家として、右肩下がりにならないようにするためのトレーニングになると考えられます。

事業においては、楽しようとしている方でも、人生においては、今後、待ったなしのような時代になる可能性が高いわけですから「人生計画」を目にしてしまえば、楽などしているわけにはいかないという気持ちになるのではないかと想像しています!

では、そのような「人生計画」とは、どのような形で作成すれば良いのでしょうか?!

それについては、今回の定例講義(中上級編)で解説しました。

未来の計画を立ててしまうと、逆にそれに固執してしまうとうリスクを回避するための方法を考慮した上で、未来をどう描くのかという具体的な方法について、解説を予定しています。

そのテキストや音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。

 

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