在宅秘書に社長を任せる方法~在宅秘書から在宅社長へ~

第53回定例講義(中上級編)

2016年04月01日(金)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

在宅秘書サービスは、起業活動が軌道に乗り社長が忙しくなってしまった際に、定型業務を在宅秘書に任せることで、社長本来の仕事に集中頂く目的で、創られました。

そして、実際、集客や営業、新商品開発にどんどん力を入れられることで、年商を数倍にしていかれるクライアントさんも増えてきました。

一方で、当社では、そのようなことを自社で実現しつつも、今現在は、これまでの範囲を超える手法の開発を進めています。

それは、何かというと、まさにそういった社長本来の仕事までをも任せてしまおうという試みです。

そうすることで、社長は会長になり、在宅秘書は社長というように、経営のレベルを一歩高めることができないかと考えているわけです。

実際、NPO法人ウーマン・キャリア・デザインでは、保田にその全権限を提供しています。

銀行口座の全決済権限のみならず、代表印も渡し、税務申告、変更登記といったことまで含めて、全て、保田に一任しています。

先日、ウーマン・キャリア・デザインとしてオフィスを借りることになりましたが、私はまだ一度も行ったことがありません。

その契約手続も全て一任し、私の方では、保証人としての個人印を押しただけでした。(笑)

もちろん、日々の実務にはタッチしていなくても、役員会は実施して、重要な意志決定や課題解決のための検討といったことは日々行っています。

いわば、登記上どうかは別として、私が会長で、保田に社長を任せることで経営が行われています。

このようにするこで何が良いのかというと新規事業がどんどん立ち上げられるようになるということです。

ずっとお伝えしてきています通り、一人の起業家が同時に立ち上げることができる新規事業の数は1つまでです。

ただ、例外があり、起業家が社長としてではなく、会長のような立場で新規事業を進められる場合には、複数同時に新規事業を立ち上げることができます。

実際、ウーマン・キャリア・デザインの立ち上げと同時期に、私の方では、

・シェア秘書サービス
・ビジネスモデル・デザイナー(R)認定プロジェクト

の2つの事業をゼロから立ち上げることができました。

そして、シェア秘書サービスは、課題は山積みでありながらも、自立した事業として軌道に乗りました。

そこで、その責任者である酒井には役員として就任してもらい、その事業を社長の立場で任せています。(全決済権限を提供しています。)

ビジネスモデル・デザイナー(R)の活動においては、直接的に私自身が経営を行っていますが、それは、他の事業の経営を任せられているからだとも言えます。

では、実際問題として、どうしたら経営を任せることができるのかと言うと、残念ながら、最初からはいどうぞとそのまま経営を任せられるような人材がいるわけではありません。

もし、いたとしたらそのような人は自分自身で起業しています。

そこで鍵になってくるのが、2つです。

1つは、経営を任せることができる器を持った人を採用すること。

そして、2つ目は、そのスタッフの能力が開花するような仕事の依頼の仕方をしていくことです。

今回の定例講義(中上級編)では、その2つをどのようにして実現していくのかという観点から、解説しました。

そのテキストや音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。

 

※以下の内容は、当スクールに入学されている方で、「マンスリーイノベーション会議」にもご参加の方だけがご覧頂けます。
コンテンツの閲覧をご希望される方は、まずは、こちらのページを通じて無料登録をお願いできませんでしょうか? 無料申込者限定のメルマガにて、今後のご案内をさせて頂きます。

以下で「新規ユーザー登録」してIDを作成されても、動画やテキスト等の閲覧は難しい状況でありますことを、ご理解頂けますと幸いです。


この記事と同日に投稿された他の内容

関連記事