指示・命令したり叱ったりせず、スタッフが自分の裁量でどんどん力を発揮できる環境をつくる上で必要なこと

「教育」よりも「配置」 (適材適所)の考え方 ※第22回 定例講義 中上級編

2013年09月02日(月)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

9月に入ってから振り返ってみると、先月8月は、主夫業や家庭関係のための時間を割いた期間でした。

数えてみると8/10(土)から本日8/31(土)までの21日間の期間で、昼間の仕事時間に、机に向かって1人で集中して考えることができた時間は、合計しても10時間もありませんでした。

とにかく、新規でのお申込が相次いで急激に頂戴した時期で、そのためのアポが多かったのは確かなのですが、まさにセオリー通り(汗)、うちの息子が体調を壊し、8月下旬には、10日で3回も高熱を出す等し、とにかく仕事よりも家族という日々でしたね。

独立してから10年、ここまで、自分自身が機能停止したことはなかったほど、仕事に集中することができなかった3週間でした。

そう言うと、この間、相当、仕事が滞ってしまったのではないかと思う方も多いかもしれません。

それが、実際はどうかと言うと、私が完全に機能停止している期間も、弊社スタッフは、自分自身で考え、自身の裁量でどんどん仕事を進めてくれ、私の方では、一言も伝える必要がないほどでした。

弊社の規模は、まだまだ超小さいですが、私は、本当に優れたスタッフに支えられているからこそ、今のような活動ができているのだなと、あらためて感謝しているところです!

冗談抜きで、私ほど、スタッフに恵まれている人はいないのではないか、と思えるほどの気持ちです!!

そして、これは恐らく(たぶん?)、どのスタッフとも感じてくれていると思いますが、この数ヶ月間、私(中山)から、本人の意思と反するような細かい指示・命令をされたり、叱られたり怒られたり、自分が一生懸命頑張ってやったことがが否定された…と感じたスタッフは1人もいないのではないかと想像しています。

私は教育においては、「叱る」ということの重要性を理解していますし、叱ることで有名な稲盛和夫氏の事例を以前も、解説したことがありました。

弊社でも、3ヶ月に1回、厳しい、叱りの儀式のようなことを設けていた時期もありました。

そんな私も、今現在、気付いてみると、そういう叱るという概念さえもが存在しないのが、今というタイミングだったりします。

そして、スタッフ1人1人が自分の力で、一切の指示命令されなくても、困ったことは私(中山)に相談しながら、自力で前進しようと考え、潜在能力をどんどん開花してくれていっているなと感じるのが今かもしれないなと感じていたりもします。

私としては、そのような1人1人のスタッフの応援のために、少しでも個別ミーティングの時間を、今現時点よりも、もっともっと割きたいという思いがありながらも、そうできていないのが悔やまれます。

それでも、頑張ってくれるスタッフと、こうして、日々の仕事ができることにはどのように感謝していいか分からないほどの気持ちを持っています。

以上のようなことをお伝えすると、せっかく採用したスタッフが、給料を支払っているのに、指示した通り仕事しないし、アウトプットの品質も期待通りでないし、だから、ついつい、厳しいことを言ってしまうんだよ、と思われる方は多いかもしれません。

私も長いこと、そのようなことをしてきたので、非常に良く分かります。(汗)

その経験があるからこそ、どうする必要があるのかが、痛いほど分かります。

9/2(月)17:00~の定例講義(中上級編)では、そのあたりの一連のプロセスについて解説しました。

キーワードは「適材適所」です。

その言葉の意味を理解するまでは、私は、20年近くかかっていますが、これを理解すると、叱り跳ばすとか、経営者としてストレスことも感じなくなると思いますよ!

恐らく、このようなやり方をしている例は、私は聞いたことがありません。

誰もやったことがないことだからこそ、本当にそんな方法が上手くいくのかと思う方も多いと思います。

ですので、私の方でも、さらにもっともっと経験値を積んで、より分かり易く皆さんにお伝えできるようにしたいと考えているところです。

それでは、 テキストと音声は下記よりご確認ください。

※以下の内容は、当スクールに入学されている方で、「マンスリーイノベーション会議」にもご参加の方だけがご覧頂けます。
コンテンツの閲覧をご希望される方は、まずは、こちらのページを通じて無料登録をお願いできませんでしょうか? 無料申込者限定のメルマガにて、今後のご案内をさせて頂きます。

以下で「新規ユーザー登録」してIDを作成されても、動画やテキスト等の閲覧は難しい状況でありますことを、ご理解頂けますと幸いです。


この記事と同日に投稿された他の内容

関連記事