見込客に共感されるミッション・ビジョンを、内観ではなく、外観により生み出す方法

※第64回定例講義

2017年02月12日(日)【定例講義】  【記事投稿者一覧→】

今回の定例講義のテーマは、

「見込客に共感されるミッション・ビジョンを、内観ではなく、外観により生み出す方法」

です。

当スクールでこれまでお伝えしてきた手法は、「外観」に基づいています。

なぜそうしてきたのかというと、「内観」は、とても時間がかかるためです。

一度始めると、そこにどっぷりとつかり、なかなか抜け出せないクライアントさんもたくさんいらっしゃいました。

「自分がやるべきことは何だろうか?」という問いかけを3年続け、結局、その間、収益を1円も生まなかった…といった失敗例も生まれたこともあったほどで、申し訳なく思ったこともあります…。(涙)

だから、「外観」、つまり、外の世界で既に成功しているものを見つけ、その型を活用すると、自分だったら何ができるかという、外から考えていくという方法をとってきました。

また、私の書籍「起業のバイブル」も、好きなことという自分の内面から始めず、勝てるマーケットを探してから、その後に、そのマーケットでどう自分の強みを活かすかというような思考の順番を採っています。

「内観」が不要なのではなく、「外観」してから「内観」するという順番を採ることで、より内面を明確にするためのかかるスピードが上がることも検証されています。

ただ、「外観」から始めるということは、自分がしたいことをするという発想と真逆のアプローチをすることになるので、

「自分はなんのために活動を行うのか?」

というミッション、理念、志に根ざしたビジネスモデルが生まれないのではないかという懸念を持つ方もいるかもしれません。

が、実際は全く異なります。

逆に言うと、

「自分はなんのために活動を行うのか?」

などという問いかけを、完全にゼロベースから考えていこうという、「内観」を始めると、そう簡単には、ミッション・理念などを発見することはできません。

先に外観から始めると、そうしてできあがったビジネスモデルを観察することで、ミッション・理念を発掘することができるようになるのです!

例えば、出張料理のハレルヤ 松本さんの場合、在宅秘書サービスをベンチマークされ、その型を活用して、出張料理のビジネスモデルを設計されました。

外観に基づく組み立てをされたのです。

その結果、もともと自分や家族のためだけに健康的な料理をつくってきた主婦の方々が富裕層宅を訪れて、健康をサポートするという考え方が生まれました。

そして、そのような雇用を新しく生み出していこうというミッションが生まれたわけです。

最初から、新しい雇用を生み出したいという思いやミッションがあり、どうしたら雇用を生み出せるか、そうだ、出張料理をやろう、というような流れは、なかなか生まれません…。

私自身も、今でこそ、

・MBAを超える世界的資格を創ろう!
・そうやって、10万人の起業家が生まれる仕組みを創ろう!
・その結果、10万人の在宅秘書の雇用を生み出そう!
・最終的に、3兆円のGDP向上に貢献しよう!

といったミッション、ビジョンを掲げていますが、最初からそんなことは全く考えてもいませんでした。

目の前のお客さんのために全力を尽くそう程度にしか思っておらず、社会のためになどという発想など、かけらもありませんでした。(笑)

が、外観を通じてビジネスモデルができたことを通して、そのビジネスモデルが、私に対して、ミッション、ビジョンを教えてくれたのです!

ただ、ビジネスモデルを通じてミッション、ビジョンを明確にするのには少しコツがあります。

そのために必要なことは、社会問題と、ビジネスモデルを連結させるという技術が必要になります。

そこで、今回の定例講義では、

「社会問題と個人問題の関連性検討シート」

という、開発中の新ツールをもとに、あなたが外観により描いたビジネスモデルからミッション、ビジョンを明確にする方法をお伝えしました。

そのテキストや音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。

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